2010年3月18日、インドネシア・ジャカルタで、インドネシアのエネルギー鉱物資源省・研究技術大臣府と日本の経済産業省との共催で“Prospects of Nuclear Electric Power in Indonesia” と題するセミナーを開催した。
インドネシア研究技術大臣、日本大使の開催挨拶に続き、インドネシア側からは原子力庁長官及び原子力規制庁長官より、原子力発電導入の準備状況が説明された。日本側からは経済産業省より「インドネシアの原子力発電導入のための日本の経験」、また各専門家より「原子力発電における技術的安全性の確立」、「耐震技術の現状」、「軽水炉の最新技術」、「軽水炉燃料供給保証」について講演を行った。
セミナー後、現地紙では、講師の言葉を引用して原子力発電導入を具体化すべきなどの主張もみられ、このセミナーを通じて、原子力発電の必要性や日本の優れた原子力発電技術への認識をさらに深めていただけたものと考える。