インドネシア政府原子力関係者が10月上旬に日本を訪問された。
ミッションの目的は、大地震を被災したにもかかわらず安全に停止した柏崎刈羽原子力発電所の状況調査であり、日本と同様に地震国であるインドネシアでの原子力発電導入計画の参考とするものである。
柏崎刈羽原子力発電所では、地震発生時の状況や復旧状況の説明を受け活発な質疑応答が行われるとともに、6号機を視察された。
また、BWR運転訓練センターを視察された。
視察後、今回の訪問が大変有意義であったとのコメントとともに、今後、日本の耐震技術などについて、さらに理解を深めるため、インドネシアへの専門家派遣などを計画していることに関し感謝するとのメッセージを残された。